

千と希の設計図 web版 2026年4月号
黄金比率の謎 黄金比率とは、人間が最も美しいと感じる「1:1.618」の比率です。古代ギリシャ建築や名画、自然界にも見られ、デザインやロゴ作成において安定した美しさを提供する基準として使われます。 ただ、古くから語られるこの比率が、優れた建築や美術から紐解かれるのであれば「じゃあこれを物差しに作ればいいじゃん」って思いませんか? 比率はわかっているわけですし、この比率通り作っていけば世界的に有名な造形物と同等の美しさのものができあがるでしょ?と。 …ところがそううまくはいかないのです。がっきー社長も一時期このスケールを物差しにしていろんな配置を組み立てようとしたことがありましたが、全くうまくいかないのです。デザインは 面積 色 密度 情報量 余白との関係 といった〝重さ(あるいはスタンド)〟でバランス取っているため、単に配置の距離感がスケールで測れたとしても、良いデザインになるかどうかは別問題なのですね。結果、載せるべき情報を適切と思われるバランスで配置した後の微調整として比率のスケールの助けを借りる、といった答え合わせとしての使い方の方が実用


















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