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Image by Dong Cheng

千と希の設計図 web版 2023年10月号



キャッシュレス決済導入!


 今更声を大きくして言うほどのことでもないのですが、絵画教室の支払いに、クレジットカードおよびPayPayをお選びいただけるようにしました。しかし、実はこの一連のDX化に関しては複雑な思いです。というのは、世間に共通して流れるイデオロギーが「紙主体の古い体質は終わりにしよう」という流れに乗っているように思え、紙を愛してやまない我々としてはわずかばかりでも抵抗したい気持ちがあるのです。


キャッシュレスのデメリットを探せ


 そこで、デメリットに注目してキャッシュレス決済を考えてみようと思います。当然支払い方法の多様化という観点では有利な点が多くありますが、一部のデメリットも考慮する必要があります。以下は、現金決済と比べてキャッシュレス決済のデメリットの例です。おなじみChat GPTの回答と一緒に考えてみます。



①機械に依存しすぎ

【キャッシュレス決済は電子機器やインターネット接続が必要です。したがって、電力供給が不安定な地域や、テクノロジーへのアクセスが制限されている場合、キャッシュレス決済が利用できない可能性があります。】


…これは真面目に不安です。特に我々世代(団塊ジュニア)はダイヤルアップからI S D N、A D S L、光とインターネットの黎明期を通過しているため、ネットや周辺機器の不完全さ、脆弱さを嫌と言うほど体験しています。「壊れたらどうするのか」という危機意識、大事だと思います。

また、付随して「システムの障害」というリスクも発生します。キャッシュレス決済は基幹となる電子システムに依存しており、システムの障害やサービス停止のリスクがあります。この場合、支払いができなくなる可能性があるため、信頼性の問題があります。


②個人情報の流出

【キャッシュレス決済は取引の記録がデジタルで残り、個人の支出パターンや消費行動が追跡される可能性があります。】


…このリスクは常にあり、フィッシング詐欺の手口も巧妙になってきていますので、常に警戒して自衛していかなくてはいけません。


③スキルの必要性

【キャッシュレス決済を使用するには、デジタルデバイスの操作やアプリケーションの使用に関するテクニカルスキルが必要です。高齢者やテクノロジーに不慣れな人々にとって、学習のハードルが存在します。】


…とは言いますが、それほど高いスキルが要求されるわけではないので、今後こういった機器を扱えない人は減って行くでしょう。


④手数料がかかる

【一部のキャッシュレス決済サービスやクレジットカード会社は、取引手数料を課すことがあります。小売業者や消費者にとって、これらの手数料がコストとしてかかる可能性があります。】


…これは今まで個人の小売店などがカード決済を避けていた大きな理由でした。現在、決済手数料は3%前後ですので、キャッシュレス決済を導入することで増えるであろう売り上げへの投資と考えた方が良いでしょうね。


⑤節約できない

【物理である貨幣や紙幣が手元から減って行く、あるいは貯まっていく過程を体感できないため、ブレーキをかけて消費を抑えたり、増えて行く様を実感する感覚が育たず、お金の重みを正しく把握できない可能性があります。】


…利便性を追求することで、人は何か大事な感覚を失ってしまうのではないか、という不安感はあります。例えば電子書籍は好きな本をすぐに買えるというメリットがありますが、「面白かった本を友達に貸す」という文化を完全に否定した感があります。ノスタルジーとのバランスが難しいところではありますが、物理的な音や匂い、触感などを同時に共有しながら生きるのが人間なので、そこを減らす方向だけに進むのは反対です。便利で味気ない生活が幸せなのかを考える必要があるでしょう。




 

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9月の課題

「動物コラージュ



9月は好きな折り紙とマスキングテープを切って貼って、動物の顔を表現しました。いろいろな色や好きな模様を選んでカラフルに仕上げ、ポップで海外風な作品が完成。選ぶ色と模様によって雰囲気が変わるのも、この課題の面白さのひとつです!




落ち着いた色に、明るいカラーがアクセントになっています!